LFX5 エリア8055 デスクライト

ポールトップ式
【アーム】1本の専用アルミ押し出し材から加工しています。アーム部分の厚みは6.5㎜です。【光源部分】アーム部と照明カバーをつなぐキャップは段差がありません。光源部分の厚みは11㎜です。アーム、ベース、スイッチ部分はすべて金属製。スリムなイメージですが実際は1,300gとしっかり安定する大きさです。全高は74cm。これが均斉度を上げることに大きく機能しています。ベース部分【ベース/スイッチ】スイッチは押してON/OFF、ターンテーブルのように回すことで無段階の調光が可能です。

2016年末に販売開始。照度や演色性などはもうできて当たり前の時代、でも均斉度に焦点を絞って 開発されたデスクライトはあまり見当たりませんでした。エリア8055は最後に残った均斉度向上というテーマに 真剣に取り組んで開発した商品です。机の上で大きな資料や2冊以上の本を広げて 作業する方にお勧めです。

《 LFX5 のおいたち 》・・・きっかけはユーザー様よりの電話

ユーザー様よりのお電話で、『参考書を1冊だけならいいが2冊以上机に広げた時に明るさの違いがでる』というご不満の声でした。これはつまり、均斉度が悪いということ。

均斉度とは、照明における専門用語ですが、簡単にいうと、照らしたい面の明るいところと暗いところの差がどの程度あるかを数値化したもので、明るさの均一さを表す指標です。

均斉度=一番暗い部分の照度/一番明るい部分の照度(or平均照度)

屋外の影のない運動場の地面はどこも同じように太陽光で照らされておりこの場合明るさ(照度)はどこでも同じですので均斉度は1(Perfect)になります。 一方、人工の照明ですと基本的に照明の真下が一番明るくなりますが、真下から離れるほど暗くなります。当然、その差が少ないほうがよりよい照明ということです。

 1.なぜ均斉度(きんせいど)なのか?・・・《 取り残されていた均斉度という大事な指標 》

LEDデスクライトに求められる性能として思いつくのが、照度、演色性などが一般的です。 それ以外では、LED特有の多重光、調光ができるかなどがありますが、均斉度を重視して商品化しているデスクライトはあまり見当たりません。

しかし、上記のユーザー様より頂いた電話にありますように、勉強したり、作業をしたりするうえで机上の明るさのムラが大きいというのはいい照明とはいえません。 後述で詳しく均斉度を向上させるためにエル光源がやったことを説明しておりますが、LED照明の場合、何も工夫せずに作ると、電球や蛍光灯にくらべ均斉度は悪くなる (スポット光に近くなる)傾向があり、そのようなLEDの特性にさからって均斉度を上げるためにはそれなりの技術とコストUpが必要になってくるため今まで重要な性能で あるにも関わらず放置されていたのかもしれません。< br> エリア8055は最後に取り残された難題である均斉度の向上に真剣に取り組んだデスクライトです。

 2.では、どうやって均斉度を上げたのか?・・・《 名前の由来と4つの工夫 》

最初に(名前の由来)

均斉度の前提となる、デスクライトの照射エリアを最初に決める必要があります。 基本的には、学習机/事務机あるいは作業台などでエリア8055が使用される前提となります。

(一般的な事務机のサイズは横幅120㎝、奥行きが70㎝ですが、机の一番端っこは物を置く程度で作業などではあまり使わないと考え、机中央部の横80㎝、奥行き55㎝を できるだけ均一に照らせるようにすべき作業スペースと考え開発しました。) ここでお気づきかもしれませんが、商品名のエリア8055の名前の由来はここにあります。

均斉度を上げるために行ったこと4つ

1)光源の位置を高く

感覚的にも解ることですが、発光部分を机上面より、より高い位置にすれば均斉度はよくなります。エリア8055の場合は発光部分が机上面高74cm高と非常に高く設計しております。高くすることで均斉度が向上するだけでなく、光源部分が視界に入りにくく、空に太陽があるかの如く目の前の視界が広がり、使っていても光源があまり気になりません。

2)光源を机のサイズに合わせて大きく

これも感覚的に理解できることですが、光源部分を大きくしました。LED66個使用し発光部分は机横幅になるべく近くするため長さ46cm!にしました。

3)端まで明るくなるための工夫

上記46cmの発光部分を均一の明るさで点灯するとどうしても、発光部の真ん中の下部分の机上がより明るくなりその両サイドは暗めになります。 そこで46cmの光源を分割。明るさ(電流値)を光源中央部と端っこ部分で変えることで机の端っこも明るくなるような工夫がされています。  特許出願 2014-219727

4)反射板で配光コントロール

光源部分に 高さ3mmの小さな反射板を入れています。 なんども試行錯誤し、最も均斉度が高くなるような反射板設計にたどり着きました。 反射板なしでは机上外に出てしまう光をうまく拾い机上に届くようにできました。地味な技術ですが一番試行錯誤をした開発になりました。 また、反射板は光源から直接目に入ってくるまぶしい光をカットする役目も兼ねています。

 3.出来上がった均斉度

エリア8055を100%(調光最大)で点灯した時(前提範囲:机上80cmx55cm)

LEDデスクライトは世の中にたくさんありますが、均斉度を特徴としているライトは少ないです。

一番明るいところ・・・・
1200ルクス
一番暗いところ・・・・
520ルクス
平均照度・・・・
790ルクス
均斉度・・・・・
520 / 1200=0.43 (or 520 / 790=0.66)

上記数字は、北米照明学会の基準として定められている【均斉度1:3以下※注1】を達成、JISC8112 AA型相当※注2も同時に達成したものとなります。

均斉度の良さを謳っている製品でも均斉度を算出する照度計測の範囲が光源の真下から作業をする手元までの約20㎝程度と自社で決めているものが多く、あまり広くありません。

エリア8055のように80㎝x55㎝という広範囲で上記の数字を達成しているデスクライトはなかなか他にはないものと自負しています。 また、上記数字は真っ暗な部屋でエリア8055を使用した場合の均斉度になりますが、実用的には部屋の全体照明の明るさ、例えば+300ルクスとか底上げされますので実用において均斉度の数字はもっといいものになります。

※注1 【均斉度1:3以下】
     …均斉度の高いデスクライトは均斉度1:3以下であることを条件としています。
※注2 AA型相当…JISC8112におけるLED卓上スタンドの照度種類。
         光源から50㎝の円周上において机上面照度250ルクスを達成。
参考文献:【JISリンク】日本工業標準調査会HP JIS検索(規格番号に「C8112」と入力して検索)

製品名 エリア8055
型式 LFX5
LED 高輝度白色LED 66個 (色温度5,000K)
演色評価数(Ra)90以上
照度 机上面直下照度 1000ルクス(ヘッド高さ70cm ※調光最大時)
机上面平均照度 790ルクス
※一般的な事務机での作業スペース80cmx55㎝での値
均斉度 【1:2.31】北米照明学会基準より
※自社計測によるもの。 (自社基準:80cm×55cm範囲より算出)
消費電力 12.6W(調光最大時)
電源 DC19V 専用ACアダプター付属
使用周囲温度 0℃~35℃
本体カラー リッチグレイ
調光タイプ 無段階調光(DJ方式)
材質/寸法 アーム:アルミ+塗装
ベース:アルミダイキャスト+塗装
高さ=752mm・幅=733mm・奥行=φ200mm(ベース部)
《カタログ・取扱説明書》

カタログ

取扱説明書

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